新中学1年生の英語

塾長の指導観

高松市中学生個別学習塾 挑む英語専門塾 e-dom 塾長です。

2021年度から指導要領の改訂に伴い、教科書も変わるわけです。単なる教科書改訂ではありません。これがなかなか厄介な問題なんですよ。

新中1の英語

小学5年生、6年生で英語は科目学習として扱われる。つまり、国語や算数と同列ということです。ですので、小学校で習ったという前提で、中学生の英語がスタートするわけですね。

ですので、Unit1=新中学1年生のスタートから

I am ~.

I like ~.

の文が並立して出てきます。

アルファベットからじゃない

今までの「英語の常識」だと、新中学1年生では、アルファベットからスタートしていました。実際問題、小学生のうちに英語を少し習った子も多いのでしょうが、建前的には中学1年生から英語を始めることになっているので、アルファベットからのスタートなわけですね。

ところがもうアルファベットや単語等は小学校で習い済み、ということになっています。単語数もそれなりに習い済みということになっています。

ですので、上記のような文章からいきなりスタートするわけですね。

半年ぐらい違う

感覚の話ではありますが、半年ぐらいは違いますね。つまり、今までの中学1年生が秋頃に習う内容を、新中学1年生になった段階でもう習い始めているということです。

これ、随分と差が出るでしょうね。小学校時代の自治体によって、学校によって、担当の先生によって、力の入れ方が随分異なるでしょうから、スタート地点もかなり異なることと思います。

 

新中1からも対象に

私も少し考え方を変えました。

今までは中学2年生からを対象にしていたのですが、2021年度からは中学1年生からも指導対象にしたいと思います。

中学2年生だともう取り返しのつかないことになっているかもしれませんからね。